ニルギリは北東部で殆どの茶葉の生産が行われてるインドにおいて唯一、インド南部で生産されている茶葉です。その為、緯度的に近い場所にある「スリランカ」で生産されているセイロンティーに味わいが似ていると言われています。
ニルギリの特徴は水色が透明感のある明るいオレンジ色である事と、口当たりがスッキリとしていて飲みやすい事にあります。また、生産されている茶葉のほとんどが茶葉をカットして作られるブロークンタイプのものが殆どです。

ニルギリのクオリティーシーズン

ニルギリは他のインドで栽培されている茶葉と地理的にも大きく異なっていますが、その茶葉が最も上質だとされている時期である「クオリティーシーズン」についてもダージリンやアッサムなどのインド茶葉とは異なります。
他のインド茶葉の多くは夏場のセカンドフラッシュがクオリティーシーズンだと言われている事に対して、このニルギリは12~1月頃のウィンターシーズンの茶葉が最も質が良いとされており、この時期がニルギリにとってもクオリティーシーズンになります。
ただし、これには例外もあり、同じニルギリでも東側の斜面にある茶園に関しては季節風の影響で7~8月の夏場に品質の良いものが取れる事もあるようです。

ニルギリのオーソドックス製法の茶葉について

ニルギリは、その茶葉の90%以上がCTC製法で作られていますが、稀にOPタイプやBOPタイプで作られる事もあります。
ニルギリで例外的にリーフタイプの茶葉を作る理由は、「客からリーフタイプの茶葉のリクエストがあった場合」と「生育状況が良く、優れた茶葉が出来そうな時」に分けられます。
後者の優れた茶葉が生産できるかどうかの判断は茶園の工場長が行う重要度の高い仕事となっています。