ダージリンはインドで最初に栽培が成功した中国原産の茶葉で今でもイギリス人が愛してやまない最も人気のある紅茶のひとつです。おそらく知名度に関しても最も高い紅茶でしょう。
また、その品質に関しても紅茶の3大要素と言われる風味・香り・コクのどれもが優れた一級品で別名「紅茶のシャンパン」と呼ばれています。
このダージリンの起源は1841年にイギリスのA・カンベル博士がインド東部の標高2000mの山岳地帯にある「ダージリン」で中国の茶樹を植林した事が始まりと言われています。

ダージリンの3シーズンの異なる味わい

ダージリンには異なる味わいのある3つのシーズンがあり、それは3~4月頃に摘まれた「ファーストフラッシュ」、5~7月頃に摘まれた「セカンドフラッシュ」、10~11月頃に摘まれた「オータムナル」の3つです。

ファーストフラッシュ
シーズンの初摘みとなるファーストフラッシュは水色は黄金色~オレンジ色。味は初摘みらしい青さのある刺激的な渋みを持っており、近年、最も評価されている良質の茶葉です。

セカンドフラッシュ
セカンドフッシュの水色はオレンジ色。味は渋みがあり、香りや色とのバランスが良い茶葉だとされています。特にダージリンの香りを楽しみたい方におすすめです。

オータムナル
秋に摘むオータムナルは特に強い渋みを感じる茶葉で、水色も一番濃くなります。このような特徴からミルクティーに最も適した茶葉だと言われています。

ダージリンの茶園

シーズン以外にも紅茶の味や質を決める「茶園」があり、ダージリンには標高の違う代表的な茶園があります。

ジュンパナ
ジュンパナ茶園は標高1065m~1600mの高地にあり、気温が低い為、茶葉の成長は遅いが味わいが深い茶葉が育つとされています。また、英国王室もこの茶園をこよなく愛している事から「ロイヤルティー」と呼ばれる事もあり、特に格の高い茶園です。

キャッスルトン
キャッスルトン茶園は標高1000mほどの場所にあり、気候が比較的穏やかな為か、ここで成長した茶葉も優しい味わいを持っています。日本でも馴染みのある茶園で、まろやかな味が楽しめます。