ラプサンスーチョンは中国福建省のお茶発祥の地であり、銘茶の産地としても有名な標高400メートルの地域、ブイサンで栽培されています。このラプサンスーチョンの最大の魅力は竜眼(中国産の柑橘系の香りがする果物)のような香りとスモーキーフレーバーが重なった独特の香りにあります。
ラプサンスーチョンの始まりは19世紀に遡り、当時、茶葉の入った袋を布団がわりにして眠っていると茶葉が黒く発酵し、独特の香りのする茶葉になった事を偶然発見したと言われています。
その後、その茶葉を松の木で燻して燻製にした事でスモーキーフレーバーが魅力のラプサンスーチョンが完成したとされています。

アールグレイのルーツ?

イギリスのグレイ・チャールズ伯爵はこのラプサンスーチョンの独特の香りに魅せられ、この香りを再現したいと考えました。
その後、グレイ・チャールズ伯爵から名前を取った今では大変な人気を誇る「アールグレイ」が作り出されたと言われています。このアールグレイは名門ブランド「ジャクソン」が手がけた事でも有名です。

ラプサンスーチョンの楽しみ方

紅茶好きで有名なイギリス人が愛したこの紅茶は甘いスイーツなどではなく、スモークサーモンやチェダーチーズなどと一緒に食べると合うとされています。
その理由はラプサンスーチョンの強い燻煙の香りにあります。この人によっては正露丸のような香りとも語られる強烈な大人好みの香りにはケーキなどの子供向けのスイーツは合わないという訳です。