キーマンはインドのダージリン、スリランカのウバと合わせて世界三大銘茶と呼ばれる茶葉のひとつですが、中国国内では紅茶を飲む風習がまりないので、その殆どが輸出用となっています。
このキーマンの特徴は花のランのような独特の甘い香りで、ヨーロッパなどでは「中国茶のブルゴーニュ酒」と呼ばれる事もあるそうです。
キーマンは中国の東側にあるアンキンショウキーマンと言う年に200日雨が振るという非常に降水量の多い地域で生産されており、インドの茶葉(アッサム種)に比べてタンニンの含有量が少ない為、渋みが少なくて飲みやすく、コクのある味わいを持っています。

キーマンのクオリティーシーズン

基本的にキーマンは年に4~5回収穫され、最も品質が高いとされるクオリティーシーズンは3~4月です。クオリティーシーズンの茶葉は香りが非常に良い紅茶になる事から、その香りを壊さないようにストレートティーで飲むのがおすすめです。
また、超特級品と呼ばれるものは世界中の茶葉でも最も高値をつけるので、そういった意味では世界一の茶葉とも言えます。

キーマンの製造方法

キーマンは伝統的なオーソドックス製法でOPタイプの茶葉を作ります。
非常に複雑な工程を経る事で有名で、その工程は20にのぼるとまで言われています。春先は気温が上がらず、発酵もあまり進まない事から出荷は8月位に行います。