ウバはインドのダージリン、中国のキームンと並び賞される世界三大銘茶のひとつです。その中でもウバは生産量が少ない事もあり、毎年、紅茶のオークションではクオリティーシーズンのウバは世界最高級の茶葉として高い人気を誇っています。
このウバを最初に手がけたは世界の紅茶王として名を馳せた「トーマス・リプトン」です。日本でも有名なリプトン紅茶の創始者で、19世紀にセイロン(現在のスリランカ)に訪れ、インドで発見されたアッサム種の植林を行った事がウバの始まりとされています。
それ以降、南西モンスーンと標高1200~2500mのハイグロウンの乾いた気候がウバの品質を高め、世界的に高い評価を受ける銘茶へと成長していきました。

ウバフレーバー

ウバは7~8月の乾季にクオリティーシーズンをむかえ、このシーズンに摘まれたウバはティーカップのフチにゴールデンリングが輝く美しい水色が魅力的です。
また、この時期のウバは「ウバフレーバー」と呼ばれる、他の茶葉とは異なるスミレやスズランのような甘くて爽やかな香りが特徴的で、香りでもティータイムを盛り上げてくれます。
クオリティーシーズンのウバは刺激的な渋みを持ち、スッキリとした味わいを持っています。この特徴からミルクを入れると渋みが絶妙なまろやかさになる為、紅茶の本場、イギリスではミルクティーに合う、茶葉としても有名です。

ウバの製造方法

ウバは山岳地帯で栽培されている為、土地が狭く生産量が限られている事もあり、ウバは現在でもCTC製法は殆ど行われておらず、昔ながらのオーソドックス方法で製造されています。
また、他のスリランカで栽培されている茶葉もオーソドックス製法で製造されている事が多いようです。