キャンディは世界最大の紅茶輸出国となったスリランカにおいても最も歴史のある品種で、その栽培は標高600~1200mのいわゆる、ローグロウン(標高が低い地域)からミディアムグロウン(標高が中程度の地域)で行われます。
また、キャンディはタンニンの含有率が15~18%と低く、クリームダウン(紅茶を徐々に冷やすと水色が白く濁る現象の事。タンニンとカフェインが結合する事で起こる)を起こしにくいと言う特徴を持っている為、アイスティーにも向いています。

その他の特徴としてはキャンディには特にクオリティーシーズンと言うものがなく、一年を通して安定した品質の茶葉が収穫できる事があげられます。

コーヒー農園だったキャンディ

キャンディは元々、コーヒー農園でしたが、サビ病の流行で木が枯れて、その跡地に紅茶の苗木を植林した事が始まりだと言われています。
簡単に紹介しましたが、実際にはすぐに栽培に成功したのではなく、幾度も試行錯誤が繰り返され、約15年という長い年月がかかりました。
このスリランカで初めて紅茶の栽培に成功した人物こそが、のちに紅茶の神様と呼ばれる「ジェームズ・テイラー」その人だったのです。

キャンディの製造方法

キャンディは平均的でマイルドで味わいが特徴とされる茶葉なので、発酵の種類や茶葉のサイズを調整する事でタンニンの量が増えすぎないようにコントロールしています。
具体的な製造のタイプは殆どがBOPタイプとなっています。