アールグレイについて「紅茶博物館」

アールグレイ

アールグレイイメージ
界で最も有名なイギリス生まれのフレーバーティーと言えば、この「アールグレイ」でしょう。
アールグレイとは日本語に翻訳すると「グレイ伯爵」という意味ですが、この実在の人物であるグレイ伯爵がアールグレイを誕生させました。
現在では、様々な紅茶のブランドでアールグレイは販売されており、重要なラインナップのひとつとして大きく広がっています。

龍眼の香りの虜になったグレイ伯爵

アールグレイ誕生のきっかけとなったのはグレイ伯爵が中国に送った使節団が中国の茶葉である「正山小種」をイギリスに持ち帰った事にあります。
グレイ伯爵は正山小種を飲んで以降、その正山小種が持つ、「龍眼」と呼ばれる柑橘系のフルーツの香りの虜となり、この香りを再現するように茶商人に依頼します。
依頼を受けた茶商人は試行錯誤の末、地中海にあるシチリア島で作られていた「ベルガモット」と呼ばれるフルーツで作られたオイルに目をつけ、このフルーツの香りをつけた紅茶がアールグレイと呼ばれるフレーバーティーの始まりとなったのです。
このベルガモットのオイルの元々の用途はフランスでお菓子の材料として使用されていたものだそうです。

アールグレイの製造方法

アールグレイはどんな茶葉を使ってもよいとされている為、中国茶やセイロンティーなどが使われますが、時には紅茶という枠をも越えて、緑茶ですら使われる事もあります。